70%主婦x20%料理教室講師のタマゴx10%ファーマー
そんな みっこの進化系ブログです。
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1年なんて、あっという間ですね。昨年の8月30日に作ったこのブログ。
以前はルパと名乗り、桜沢先生の直弟子の松岡四郎先生の講演会の案内と日々のお料理を掲載するブログを作っていました。
最初は、有意義な先生のお話を拝聴する機会を、できるだけたくさんの皆さんにお知らせしていこうという思いで運営しておりました。
自分自身の食養体験記や普段の御料理以外は、マクロビオティックに関しての私の見解をお話をするのを、なるべく控えておりました。
ホームページをはじめた頃から5年。
それが私のスタンスでした。
ところが、最近では、マクロビオティック情報が国内で大きく広がり、独自のマクロビオティック観を披露され、共に考えあうようなブログが増えてきたように思います。
マクロビオティックの哲学を腹に落とし込んで、どんどんと実践しご自分の世界を広げていらっしゃる方に何人もお出会いしました。
皆さんがとてもまぶしく見えました。
そういう方々にお会いし、自分ももう一歩ステップアップして、実践の場に近いブログを作ろうと思いました。
それが、ハンドルネームを変えてブログを引っ越した動機です。
といってもまだ、子どもの成長を見届ける時期でありますので、ぼちぼちのマイペースです。
まずできることからはじめようと、日本人の主食である、米作りに関わる様になりました。
米作りに関わらせてもらって3年になります。
おかげさまで、今年もおいしいお米を収穫する事が出来ました。
それだけでなく、米作りをする際、日々の糧を作る為の和の力を思い知りました。
お互い、当たり前のように補い合って助け合って、米作りをしていく。
米で育て上げられた私たち日本民族の心根に、触れた気がいたしました。
その昔、私は生きる、生きたいという感覚が希薄になっておりました。
心根の脆弱さから、足元が定まらず、精神世界の旅人になりました。
自分が心底、自立する為の”術”を見出すためにインドのヒマラヤ麓のアシュラムにまいりました。
インドは信仰心が篤い国、そして貧富の差が激しい国。いまだにカースト制度の名残がある国。
その国に1ヶ月滞在し、貧しくともたくましく生き、死んでいく人々との出会いを通して、いつしか地に足をつけるという感覚を身に呼び覚ましていました。
それは、この現世に紛れもなく生きているという実感。地球に立っているという実感です。
あれからすでに、20年が経ち、あの時の感動も薄れつつありました。
それが、久しぶりに蘇ってきたのが、米作りの輪の中にあった時でした。
そして、思ったのです。
あの不安定だった頃の私は、農耕民族の血を受け継ぐ自分が、その地を離れたがために、足元がおぼつかなくなっていたのではないかと。
稲という苗が大地に根を張り、水と風と光を受けて育ちゆく姿をまじかにみて、やがてその稲を自らの糧として、自らが稲の化身になること。そしてそれを営々と繰り返していくこと。
この営みは、まさに身土不二。
この文字がそんまんま腹の底にどんとおさまりました。
身土不二を心がければ、私のような心の渇きを感じる人が、減ってくれるのではないかしら。
そして、遠距離に米を運ぶ必要が減ればエネルギーの節約にもなるし、なによりより新鮮な作物を手にいれられる。
という訳で、これからも農との関わりを深くし、美味しいお野菜を料理する楽しみを伝えていくブログを続けていきたいと思います。
(ちょっとここのブログは使いづらいので、またいいところがあれば、引っ越すかもしれませんが。
もう少し、使いよくなるように工夫をまずしてみます。)
なんてところで、皆様、今後とも、仲良くしてくださいね。
よろしくお願い致します。
以前はルパと名乗り、桜沢先生の直弟子の松岡四郎先生の講演会の案内と日々のお料理を掲載するブログを作っていました。
最初は、有意義な先生のお話を拝聴する機会を、できるだけたくさんの皆さんにお知らせしていこうという思いで運営しておりました。
自分自身の食養体験記や普段の御料理以外は、マクロビオティックに関しての私の見解をお話をするのを、なるべく控えておりました。
ホームページをはじめた頃から5年。
それが私のスタンスでした。
ところが、最近では、マクロビオティック情報が国内で大きく広がり、独自のマクロビオティック観を披露され、共に考えあうようなブログが増えてきたように思います。
マクロビオティックの哲学を腹に落とし込んで、どんどんと実践しご自分の世界を広げていらっしゃる方に何人もお出会いしました。
皆さんがとてもまぶしく見えました。
そういう方々にお会いし、自分ももう一歩ステップアップして、実践の場に近いブログを作ろうと思いました。
それが、ハンドルネームを変えてブログを引っ越した動機です。
といってもまだ、子どもの成長を見届ける時期でありますので、ぼちぼちのマイペースです。
まずできることからはじめようと、日本人の主食である、米作りに関わる様になりました。
米作りに関わらせてもらって3年になります。
おかげさまで、今年もおいしいお米を収穫する事が出来ました。
それだけでなく、米作りをする際、日々の糧を作る為の和の力を思い知りました。
お互い、当たり前のように補い合って助け合って、米作りをしていく。
米で育て上げられた私たち日本民族の心根に、触れた気がいたしました。
その昔、私は生きる、生きたいという感覚が希薄になっておりました。
心根の脆弱さから、足元が定まらず、精神世界の旅人になりました。
自分が心底、自立する為の”術”を見出すためにインドのヒマラヤ麓のアシュラムにまいりました。
インドは信仰心が篤い国、そして貧富の差が激しい国。いまだにカースト制度の名残がある国。
その国に1ヶ月滞在し、貧しくともたくましく生き、死んでいく人々との出会いを通して、いつしか地に足をつけるという感覚を身に呼び覚ましていました。
それは、この現世に紛れもなく生きているという実感。地球に立っているという実感です。
あれからすでに、20年が経ち、あの時の感動も薄れつつありました。
それが、久しぶりに蘇ってきたのが、米作りの輪の中にあった時でした。
そして、思ったのです。
あの不安定だった頃の私は、農耕民族の血を受け継ぐ自分が、その地を離れたがために、足元がおぼつかなくなっていたのではないかと。
稲という苗が大地に根を張り、水と風と光を受けて育ちゆく姿をまじかにみて、やがてその稲を自らの糧として、自らが稲の化身になること。そしてそれを営々と繰り返していくこと。
この営みは、まさに身土不二。
この文字がそんまんま腹の底にどんとおさまりました。
身土不二を心がければ、私のような心の渇きを感じる人が、減ってくれるのではないかしら。
そして、遠距離に米を運ぶ必要が減ればエネルギーの節約にもなるし、なによりより新鮮な作物を手にいれられる。
という訳で、これからも農との関わりを深くし、美味しいお野菜を料理する楽しみを伝えていくブログを続けていきたいと思います。
(ちょっとここのブログは使いづらいので、またいいところがあれば、引っ越すかもしれませんが。
もう少し、使いよくなるように工夫をまずしてみます。)
なんてところで、皆様、今後とも、仲良くしてくださいね。
よろしくお願い致します。
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素晴らしい!
この文章は素晴らしいです。
とても大切なことが、さりげなく
分かりやすく書いてあり
なぜマクロから米作りに至るのか。、
とっても共感しました。
素晴らしいメッセージを
ありがとうございます。
そして米作りの活動にいつもご参加
ありがとうございます!
とても大切なことが、さりげなく
分かりやすく書いてあり
なぜマクロから米作りに至るのか。、
とっても共感しました。
素晴らしいメッセージを
ありがとうございます。
そして米作りの活動にいつもご参加
ありがとうございます!
ありがとうございます
なかなかさんにお褒めいただけるなんて・・感涙
とても光栄です。
ありがとうございます。
実はこの思いは、先日の稲刈りの時にずーんときた思いなんです。
身を低くして、日照りの中での稲刈り。
一人だったらへこたれていました。
それでも、そばに同じ様に汗して、がんばる仲間がいる。
そして、日も暮れなんとする時に、心強い援軍の登場。
ああ、私は日本人なんやわと実感しました。
このすばらしい体験は棚田むすびの会に参加させていただけたからこそ、出来た事。
お忙しい中、縁の下の力持ちになって、支えてくださったなかなかさんやなごみさんには大感謝です。
ありがとうございました。
今後ともよろしくおねがいしま~す^^
とても光栄です。
ありがとうございます。
実はこの思いは、先日の稲刈りの時にずーんときた思いなんです。
身を低くして、日照りの中での稲刈り。
一人だったらへこたれていました。
それでも、そばに同じ様に汗して、がんばる仲間がいる。
そして、日も暮れなんとする時に、心強い援軍の登場。
ああ、私は日本人なんやわと実感しました。
このすばらしい体験は棚田むすびの会に参加させていただけたからこそ、出来た事。
お忙しい中、縁の下の力持ちになって、支えてくださったなかなかさんやなごみさんには大感謝です。
ありがとうございました。
今後ともよろしくおねがいしま~す^^
ほんとに
みっこさんのお人柄が、
そのまま現れているような気がします。
自ら採った(獲った)物を食べ、
自ら作った物を食べ、
体で天地の恵みを知る感覚を
社会全体で共有していた時代。
昔、父が、よく言ってました。
穀菜食に見合った胴長短足の体型が、
日本人にとって理想の体型なのだと。
今は、心も体も、
この日本という国の風土から
離れてしまってますのね。
様々な現代病は、私たちに、
そのことを
警告してくれているのかもしれません。
よい記事を読ませていただきました。
有り難うございます。
そのまま現れているような気がします。
自ら採った(獲った)物を食べ、
自ら作った物を食べ、
体で天地の恵みを知る感覚を
社会全体で共有していた時代。
昔、父が、よく言ってました。
穀菜食に見合った胴長短足の体型が、
日本人にとって理想の体型なのだと。
今は、心も体も、
この日本という国の風土から
離れてしまってますのね。
様々な現代病は、私たちに、
そのことを
警告してくれているのかもしれません。
よい記事を読ませていただきました。
有り難うございます。
はじめまして
まりこ(22-12)です。なかなかさんのblogから飛んできました。どうぞよろしくお願いします。
みっこさんの記事を拝見し、今まで見送っていた田植え体験を来年こそは日程に入れようと決めました。
これから美風さんの陰陽ひとり立ち講座を受講するのですが、農を考えるとき、きっとマクロビオティックの捉え方は重要なのだろうと期待がふくらみました。
ありがとうございます。
みっこさんの記事を拝見し、今まで見送っていた田植え体験を来年こそは日程に入れようと決めました。
これから美風さんの陰陽ひとり立ち講座を受講するのですが、農を考えるとき、きっとマクロビオティックの捉え方は重要なのだろうと期待がふくらみました。
ありがとうございます。
無題
モスラさん>
拙文、読んで下さって有難うございます。
いつも、頭の中にふわふわと文章が漂っているので、寄せ集めるのに苦労しましたが、今の想いを書き連ねてみました。
桜沢先生がご存命の時代は、「身土不二」はまだ、社会全体で共有できる意識だったのでしょうね。
欧米食が普及して、日本人のスタイルは欧米人に準じる体型の人が増えてきました。
それと共に、今まではなかった病気や不調、心の病も増えていますね。
そのいう状況の中で、土と親しみ、お米のありがたさ美味しさ、日本という国土の素晴らしさを再認識していける流れが、出来つつあるのは、嬉しい事です。
今ならまだ全国に、農業の師匠がお元気にしてくださっています。
棚田むすびの会でのお若い方々のご活躍に、私は光明を見た思いが致します。
拙文、読んで下さって有難うございます。
いつも、頭の中にふわふわと文章が漂っているので、寄せ集めるのに苦労しましたが、今の想いを書き連ねてみました。
桜沢先生がご存命の時代は、「身土不二」はまだ、社会全体で共有できる意識だったのでしょうね。
欧米食が普及して、日本人のスタイルは欧米人に準じる体型の人が増えてきました。
それと共に、今まではなかった病気や不調、心の病も増えていますね。
そのいう状況の中で、土と親しみ、お米のありがたさ美味しさ、日本という国土の素晴らしさを再認識していける流れが、出来つつあるのは、嬉しい事です。
今ならまだ全国に、農業の師匠がお元気にしてくださっています。
棚田むすびの会でのお若い方々のご活躍に、私は光明を見た思いが致します。
はじめまして♪
まりこさん>
13-1のみっこです。^^
ご訪問ありがとうございます。
田植え体験、おはじめになるのですか?
それは、すばらしい。
岡部先生のお話の中にも、土に触れるという事は、五行の『土(胃・脾(すい臓))の経絡)によい影響を及ぼすというのがありました。
まりこさんも、土地の良い氣を受けられるといいですね。元氣が増しますよ。
農に携わる事で、マクロビオティックの哲学も、より深く学べるように思います。
美風さんの陰陽ひとり立ち講座をお受けになるのですね。
まりこさんは、これからさらに素敵に変身されるのでしょう。
ブログのほうで拝見させていただきます。
頑張ってくださいませ。
13-1のみっこです。^^
ご訪問ありがとうございます。
田植え体験、おはじめになるのですか?
それは、すばらしい。
岡部先生のお話の中にも、土に触れるという事は、五行の『土(胃・脾(すい臓))の経絡)によい影響を及ぼすというのがありました。
まりこさんも、土地の良い氣を受けられるといいですね。元氣が増しますよ。
農に携わる事で、マクロビオティックの哲学も、より深く学べるように思います。
美風さんの陰陽ひとり立ち講座をお受けになるのですね。
まりこさんは、これからさらに素敵に変身されるのでしょう。
ブログのほうで拝見させていただきます。
頑張ってくださいませ。
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