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いよいよ、料理デモ研修の順番がまわってきます。
3品作るのですが、時間制限があり、何をどう伝えるか思案のしどころです。
考えていても埒があかないので、ちょこっとずつ該当する食材を調理中。
昨晩は土用の二丑だったので、娘のリクエストにより鰻もどきを作りました。
揚げ物なので、ついでとばかり、デモの練習として、そばも揚げてみました。
鰻もどきは海苔側を上にしたので、ただの黒い物体として写っていますが、汗。
薄衣の野菜たちもテカッて写ってるなあ^^:
デモでするのは野菜炒めの葛餡をかけるので、今回した料理で関係するのは揚げそばのみ。
巷では、”食した油分が酸化すると、血管に付着して、血管内に流れるているものを引っ付けて血流を阻害したり、フリーラジカルが多く生まれて血管の老化・破壊を招き、果ては動脈硬化脳梗塞、心筋梗塞の遠因になる”と言われています。
そう言われると、やはり揚げ物の酸化が気になります。
それでも油溶性のビタミンもある訳で、油分が0では体の組成が成り立たなくなってしまう。
油分を含有する食品活用という手もあるわけですが、油を使った調理をまったく加えない料理献立では、なんだかものたりない。
それで、伝統的圧搾法を用いた良質で新鮮な油を使うようにして、また、できるだけ抗酸化作用のある天然の(人工的に水素添加されていない)油を使って、時には揚げ物も楽しむ。
そうそう、多量に揚げていて揚げ物が、べっとりして味が落ちてきた時に、梅干を揚げると、またからりと揚げられるようになる。梅の抗酸化作用も活用できますね。
紅花油も抗酸化作用のあるαリノレイン酸が含有されているので、酸化しにくい揚げ物が揚げられる。
荏胡麻油(シソ油)もαリノレイン酸が豊富ですね。
荏胡麻油は縄文時代から活用されていたと言われていますが、近代に菜種油が普及してから、だんだん使われなくなった油。
江戸時代の番傘はこの油で防水処理をしていたりします。
その油、ワックスとしても売られていたのを5年ほど前に見つけて、自宅改装のおりに利用しました。
荏胡麻の香りは好きなので、結構気に入っています。
我が家の寝室の壁。
抗酸化作用のある荏胡麻油を塗料として塗り磨いた柱。年を経るごとにいい味わいの色に変わっていっています。壁はベージュの珪藻土(素人でも塗れるようにミキシングされたものを送ってもらいました。)を手塗りしています。
7月の岡部先生の講演を拝聴した時に、
「今年は、旧暦では5月が2回ある年。そんな年は梅雨が長くなる傾向にある。」というようなお話がありました。
確かに、祇園祭の山鉾巡行が終わったというのに、昨日も今日も大雨。
京の夏はいつやってくるのかしら。
暦を取り出して確認してみると、閏5月は新暦の6月23日から7月21日まで。
そう、今日までまだ閏5月なんですね。
曇天が多くて、新暦5月に手植えした稲は、どうなっているのかしら。
日照不足や長引く高温多湿の影響はあるのかしら。
にわか百姓の私でも気にかかること。
農業を生業とされている方には、なおの事、お天気は気にかかられることでしょう。
地に親しむと、より天のことが気にかかる今日この頃です。
(この辺りとは、逆に少雨の地域もありましたね。水不足も心配です。)
満遍なく降ってもらうには、雲を呼ぶ木々が偏りなく植わっているほうがよいのでしょうね。
調度今の季節。
暑いけれど多湿で、発汗がうまくいかない時。
または冷房で体表を冷やして毛穴が閉じてしまい発汗が阻害される時。
体の中心が冷えたまんまになってしまう事が、起きてきます。
そんな時には、葛や寒天を使ったお料理がいいのだそう。
先日うかがった庵さんのお料理にも、おなかの芯から温もる一品がありました。
芋蒸し
最初、名前を聞いたときに、ぎょっとしましたが、笑。
蕪蒸しのような感じできくらげなどを長芋か自然薯のすりおろしで包んだものにソラマメのすり流しがかけられて蒸されたものです。
これはとても食べやすくて、腹持ちもよく、おなかもほかほか温もりました。
この暑い時期に、おなかの芯を温める心地好さが実感できた一品でした。
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