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70%主婦x20%料理教室講師のタマゴx10%ファーマー そんな みっこの進化系ブログです。
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会の合間に販売されていたクッキーを買いました。
穀物木の実たっぷりのクッキー
ボリュームがあっておいしかった~o(^-^)o

自然農という言葉を知ったのは15年以上前
福岡正信氏の砂漠地に種入り泥ダンゴを散布し、その土地の気候に順応できた植物を
増やし緑化をはかるプロジェクトの記事を目にした時でした。
そのプロジェクトには種を送ってくださいという呼びかけが含まれていて
せっせとお野菜の種を洗って干してためていたのを思い出します。
程なくして、テレビで福岡氏の自然農の実践地のルポルタージュが放映され、
道端にいろいろなお野菜が草々と混じって生えているのにびっくりした記憶があります。

でも有機農法はありがたがっても自然農をもう少し踏み込んで理解しようとはその時は
しませんでした。すばらしいけれど、なにか特別な農法なのだという印象だけで終わっていました。
それからしばらくして、マクロの仲間から赤目の自然農塾の話しを聞くようになりました。
「そこに行って無理に畑仕事をしなくてもいいんだよ、その田畑にいる時は癒しを感じ、交通事故で負った後遺症もそこでは鎮まってくれる。」
そんな話しをしてくれました。
その赤目の自然農塾を主催される川口由一さんの生のお話しがうかがえる。

わくわくとしつつ京都駅近くの講演会場に向かいました。
会場内は350人前後の聴衆で満席立ち見の状態でした。

そんな中で2時間30分のドキュメンタリー映画。
川口さんの自然農法の1年間の様子を丹念に追っていっています。
以前テレビでも川口さんの自然農を放映したテレビ番組がありました。
でもそれは化学肥料を使用した農法と有機農法と自然農の比較で最後はどの農法の収量が多いか
おコメの一枚の田から採れる収量比較、販売の相場・キロ単価からすればどれがいいかなどという落ちがついてて、自然農を語るには貧相な内容でした。
でも今回はじっくりと川口さんの田畑に住む虫や動物達にも思いをいたし、種をまいての苗つくりから稲が完熟しとり入れられ、はざかけ・脱穀そして川口さんご一家の食卓に上るまでを、
丹念に追いかけられたものでとても見応えがありました。

その中で川口さんのご苦労が忍ばれました。
と同時に、肥料を外から運び入れる必要もなく、
食べる分だけ収穫したらあとは元の土に返し、その土に堆積した夏草冬草やその他そこに生息する生き物達の亡骸の上に生かされていく新たな命の息吹・イノチの循環。
耕さないからその循環・生態系を壊す事もなく、水田から土が水にのって流れ出る事もなく
風砂が近隣の洗濯物を汚すこともない。
夏草である幼い稲の苗を守る為に他の夏草の勢力を弱めてやる、
幼い子を育むように。

やがて成長し、分結した稲のずんぐりとした太さ根の深さ。
1本ずつの苗の手植えでこんなにりっぱな稲が出来るなんておどろき。
機械による田植えでは2~3本づつ植えるそう。
でもそうするとお互いに邪魔しあって1本で植えた時ほど育たないとか。
なにより土も違う。

草も虫も敵とせず、だから除草剤も殺虫剤もまかない。
稲も夏草としてその田で旨く共生しあっているからそんなものは必要ない。
なんて素晴らしいダイチノハーモニー
できるだけ人は手を入れず、収穫した必要な分のおコメを頂いて後は全てその地に返す、
まさに天の恵み。
天地の神様に自然と頭を垂れる、そんな気持ちになっていく。
人も天地に生かされている。

心に染み入る映画とお話しの会でした。

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料理・旅行・ガーデニング
自己紹介:
自給自足・愛犬と自由に走り回れる庭のある家を夢見ています。
野菜好きで玄米好き♪
インド滞在時にヨーガ修行僧から教わったインド料理なども時には作って楽しんでいます。
棚田むすびの会に参加して、棚田にてお米作り中♪
正食協会マクロビオティック料理研修科終了

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