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食関係のブログを作りましてから、いろいろと仲良くしていただけるブロガーさんが増えました。
皆さん、真剣に食・自然環境・健康などを考えて、いろいろな取り組みをしてらして、怠け者の私は、いつもいい刺激を戴いています。
そんな中で自然農法で奮闘してらっしゃるハンドルネーム「草ぼうぼう」さんから、お借りしたコミック本「SEED」がおもしろい!
これは農業コンサルタント会社に勤務する”森野さん”が主人公。
フィクション・ノンフィクションを織り交ぜながらですが、壮大な地球交響楽が聴こえ始める。
そんな思いのするお話です。
写真の黒まめご飯の黒大豆は草ぼうぼうさんの”妙なる畑”からやってきてくれました♪
かって森野さんが携わっていたO☆N援助の巨大ダム工事で決壊事故(?)がおき、犠牲者を出してしまう。
森野さんは、その精神的ショックから立ち直れず建設会社を辞めます。
そして、開発援助の美名の下で実は自国企業の営利優先だったがために、ろくな調査もされず開発されてしまった世界中の開発跡地の実態を知り、農業コンサルタントとして現地に飛び、現地の生活に触れ現地にふさわしい農法や自然環境を取り戻す活動を現地の人々と協力して続けていくという話です。
(全10巻)
この本をよんでいると自然に対する人間の傲慢さがどれほど他動物に深刻な被害をもたらし、自然環境を悪化させていくかがわかります。
山が荒れるとその山から湧き出た水が行き着く海にまで影響を及ぼす。その他もろもろ。
自然に即した生き方を連綿と営んできた先人達の叡智。
それに引き換え、目先の利害で動く開発のつたなさ浅はかさ。
それは地球規模での砂漠化、温暖化と結びついていきます。
森野さんは『種を蒔く人』となり世界中でその地の人々とシードボール(種の入った土団子)を蒔き続けていきます。
その土地土地に応じた小さな営みが、少しづつ着実に一瞬で壊され失われてしまった環境復活につながっていく。
森野さんが持ち歩くシードボールは自然農法家福岡正信氏発案のもの。
森野さんも自然農法の考え方に共感している人という設定になっています。
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